駆除するときの心構え
蜂の巣を対処する
基本的に蜂は花の蜜などを栄養源として活動するため甘い香りの花や甘い飲み物の缶や香りの強い洗剤や柔軟剤の近くには寄ってくる可能性が高くなります。特に屋外に飲み残しを置いたままにしている場所や花壇の近くや果実が落ちている庭先では蜂が周回することがあります。蜂が一匹だけ飛んでいる段階では巣が近いとは限りませんが同じ方向へ何度も往復していたり建物の隙間へ入り込んでいたりする時は営巣の可能性も考えられます。そのため甘い物や強い香りを発する物の管理は蜂を呼び込みにくくする基本的な対策になります。
逆に蜂が苦手とされる臭いもありハッカ油や木酢液や虫よけ用の資材などが挙げられます。ハッカ油や木酢液は週に1回ほどベランダや庭へ散布する方法が知られていますが風向きや天候によって効果の感じ方は変わります。また蜂の巣を作らせないための予防スプレーがホームセンターやドラッグストアなどで市販されており散布後の効果はおおむね1か月前後続くとされています。前年に蜂が巣を作った場所の周辺や巣を作らせたくない場所に1㎡あたり5秒程度噴射すると予防の参考になります。以前に巣を作られた場所は再び狙われることがあるため春から初夏の時期に点検と予防を行うと見つけやすくなります。また蜂の巣を自分で駆除する時には大きさと場所と蜂の出入りの多さを見て判断することが大切です。低い位置にある開けた場所で10cm程度までの小さな蜂の巣であれば合成ピレスロイド系の市販の蜂駆除スプレーで対処できる場合があります。ただし10cmを超える巣になると蜂の数が増えやすく防護服など身を守る装備が必要になる場面が多くなります。一度でも蜂に刺された経験がある方は再度刺された時に強い反応が出ることがあるため自分で作業を行わない判断が大切です。蜂の巣の駆除には刺傷だけでなく高所作業や足場の不安定さという危険も伴います。蜂からの攻撃を想定して準備を整えれば自分で対処できる場合もありますが少しでも不安がある時や蜂が落ち着かない動きをしている時は無理に進めないことが重要です。巣を作らせないための予防も駆除後に続けて行うと再発しにくくなります。
もしも天井裏や屋根の軒先など特殊な場所や高所に営巣した蜂の巣や大きくなってしまった蜂の巣など自力での駆除が難しい場合には早めに駆除業者へ連絡して下さい。壁の中や換気口の奥や戸袋の内部のように巣の全体が見えない場所では表面から見える大きさより内部が広がっていることもあります。また作業の途中で不安を感じたり蜂がまとまって飛び出してきたりした時はその場から静かに離れて害虫駆除業者へ相談して下さい。途中で無理をすると刺傷事故や転倒の危険が高まります。
蜂の巣を見かけたときの対処法
蜂の巣を見かけた時はあわてて追い払おうとせず巣の位置と周囲の危険を確認しながら安全を優先して行動することが大切です。見た目が小さい巣でも近くに人の出入りが多い場所では危険が高くなるため落ち着いて対処法を考える必要があります。
●近づかない
蜂の巣へ近づかないようにしましょう。蜂は自分たちの巣を守るために攻撃的になることがあり巣に近づくことで刺される危険が高まります。特に手で払う動作や大きな声や急な動きは刺激になりやすいため静かに距離を取ることが大切です。玄関や通路の近くにある時は家族や近隣の人にも知らせて不用意に近づかないようにします。
●巣の場所を覚える
巣の場所を覚えておくことで誰かが近づいた時に注意を促しやすくなります。目印になる建物の角や室外機や樹木との位置関係を確認しておくと説明しやすくなります。安全な距離から写真を撮れる場合は無理のない範囲で記録しておくと相談時に役立ちます。
●蜂駆除業者に相談する
蜂の巣を自分で駆除することは危険であるため蜂駆除業者へ相談する方法が現実的です。業者によっては巣の撤去だけでなく蜂の巣ができにくい環境づくりについても助言してくれます。高所や狭い隙間や壁の内部のように見えにくい場所の巣は特に専門判断が役立ちます。
●駆除しない場合は注意する
蜂の巣をすぐに駆除しない場合は周囲の人へ注意を促すことが大切です。特に子どもや高齢者やペットが近づかないようにし洗濯物を干す場所や出入口の使い方も見直します。しばらく様子を見る時でも蜂の数が増えていないか飛ぶ向きが変わっていないかを確認しておくと危険の変化に気付きやすくなります。
●防護服を着用する
駆除作業を行う場合は防護服の着用が勧められます。皮膚の露出を減らすだけでも危険は下がりますが一般的な衣類だけでは十分とは言えないことがあります。防護服は蜂駆除業者から借りられる場合もありますが装備があっても安全が確保できるとは限らないため巣の大きさや場所によっては自力で行わない判断が重要です。
蜂の巣を見かけた時の注意点と巣の撤去方法についてのアドバイス
蜂の巣を見かけた場合は安全を保ちながら初期対応を行い巣の大きさや場所や蜂の動きを見て撤去方法を考えることが大切です。巣が見えていても内部の広がりや戻り蜂の有無までは分からないことがあるため慎重に判断します。
●注意点:
・近づかない:蜂は巣を守るために攻撃的になることがありますので巣に近づかないようにしましょう。刺される危険を避けるためには少なくとも数メートル以上の距離を保つ意識が役立ちます。巣の真下を通る必要がある場所では一時的に動線を変えることも考えます。
・騒がない:蜂は振動や騒音に敏感ですので巣の周りで大きな音を立てたり激しく動いたりすることは避けましょう。蜂を刺激すると攻撃される可能性が高まります。物を投げたり棒で落としたり水をかけたりする行為も危険です。異変を感じた時はしゃがまず姿勢を低くして静かに離れる方が安全です。
●巣の撤去方法:
・害虫駆除業者に相談する:蜂の巣の撤去には専門知識と適切な装備が必要ですので蜂の害虫駆除業者や害虫駆除業者に相談することが勧められます。害虫や害獣の駆除業者は巣の位置や種類や周辺環境を見ながら安全な方法で巣を撤去できます。軒先や樹木の高所や壁内部などは相談の目安になりやすい場所です。
・自己処理しない:巣の撤去は危険を伴う作業であり未経験の方が自己処理することは危険です。蜂が攻撃的になり刺される可能性が高まるため安易に手を出さない方が安全です。特に巣が10cmを超えている場合や蜂が何匹も出入りしている場合や以前に刺されたことがある方がいる場合は自分で巣を撤去しない判断が重要になります。
巣を見かけた場合は安全を最優先に考えて害虫駆除業者へ相談し適切な対応を取ることが重要です。相談時には巣の場所と大きさの目安と蜂の数と人通りの多さを伝えると状況が伝わりやすくなります。害虫駆除業者の助言に沿って巣の撤去や蜂の駆除を進めることで無理を避けながら問題の解決につなげやすくなります。